《送電の仕組み》
送電は発電所から変電所、変電所から変電所へと電気を送ることを指し、最終の変電所(配電変電所)から電柱などによって各需要家に電気を送る配電と区別されています。
電圧は通常50万ボルトから1万ボルト前後までの電圧が使われていますが、最近は100万ボルトによる送電も始まっています。生活の向上に伴い、送電技術も進化しています。
《送電線の仕事》
「送電線」は電気の需要などによって全道にくまなく建設されています。
山野を駆けめぐる「送電線」の建設はとても興味深いものがあります。規模によって建設方法が変わりますが、おおまかに言えば鉄塔を建設し、電気を流す電線を張るということになります。
「送電線」は雷や風雪、車や重機そして樹木など周りから大きな影響を受けます。時々停電になるのはこれらが原因です。このような停電を未然に防ぐため、適切な点検、保守 をしていかなければなりません。そして、障害を発見したらすみやかに修繕工事を行います。地道な仕事ですが大切な仕事を担っております。
《社員研修》
滝川テクニカルセンター(北海道電力㈱の施設)を使用させていただき、研修を行います。
同施設は、道内屈指の規模と研修施設を持っており、高度な内容での充実した研修が可能です。
特に同業者の社員とともに行う新入社員の研修は1ヶ月間におよびその懇切丁寧な指導は高い評価を得ています。
また、その他の研修についても、計画的に育成していくプログラムを持っており、短期間に即戦力の技術者を養成しています。
山間部などの道路のないところでの工事は茶飯事で、スキーリフト工事、無線基地局の建設にも携わってきました。